リチャードクーなんでリーマンはだめでAIGは良いのかというところに結びつきますね。
そして政治が芳しくないのは日本だけではなさそうです。
その公聴会に出ていたのはバーナンキFRB議長、スティール財務副長官、
コックス証券取引委員会委員長、ガイトナー・ニューヨーク連銀総裁。
この4人が「あの段階で救いの手を差し伸べなければ、
米国の金融は崩壊していたかもしれない」と一生懸命説明していた。
しかし、上院議員の反応は「たった1社の証券会社が潰れるだけで、
米国の金融システムが全部潰れるくらい状況が悪化するまで、あなた方はこれまで何をしていたのか。
そんな状況になるまで昼寝でもしていたのか」というものだった。
ポールソンは日本の失敗も十分理解している。だからこそ、今は民間への資本投入はできない。
今やって、反発が出たら、本当に事態が悪化しかねないという状況ではないだろうか。
4 件のコメント:
この人は前回の10でも分かりやすく述べていました。
経済には色んな見方があって面白いですね。ともあれ、論理だった考察力よりも何よりも、この辺は知識と経験でしょうか。まずは10年かじりつかないとダメですな。
日本の対応も満更ではなかったということでしょうか。でも、一番最初に金利を上げちゃいけないところで上げたのが一番まずかったようですが。
それはそうと、AIG救済に関しては至ってオーソドックスなやりかたでしたね。奇策はないと見た。地道に時間を掛けて…ダメなところは潰してください(笑)。今は急いじゃダメなのか。ふーん。ま、タイミングは全ての物事にありますよね。
しかしなんだかんだ言ってもポールソンたちはプロですね。何もしなければもっと悲惨なことになっていたのは当たり前です。こうしていたらよかったなんてのは後からじゃないとわかりませんからね。このように迅速に分別を持って対応していけば以外と早く、下手すれば5年くらいで株価は底打ちするかもしれません。
全然早くねーよwww。
でも、日本も10年単位でかかりましたな。だから誰が今年の終わりには回復するんだよwwww。
次は欧州の最大のお祭りが控えています。
欧州のほうは実体経済がむごいですな。金融が盛んでないにしろ住宅市場や製造業がむごいです。内需で耐えてきたのにそれがダメとなるとお終いですな。
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