まだ名前はあがっていなないが深刻な捜査になってきそうだ。
原油価格が市場の主な難題から外れてきていることから
監視機関も手を引いているようだが
メディアがこの問題を取り扱い始めてきていることに不安を感じ始めている。
WSJから:商品市場の監視機関はエネルギー市場参加者に対して
原油供給・需要について市場に嘘のデータを注入していたのではないかを捜査している。
監視機関は石油業者が自己のポジションにメリットになるような
嘘の原油在庫データを発表していたのではないかを検討中である。
毎週水曜日にエネルギー省から発表される週間在庫統計の予想以上の原油在庫の下落により
原油価格を突発させる。企業は理論的にタンクの原油在庫バレルを低めに報告する、
たとえば中心ハブの原油在庫が実際よリ乏しいと報道し、
この嘘のニュースに原油価格が上昇したところを高値で売る。
もう一つの問題は原油会社が原油の現物売買を実施し、
これが原油先物市場の短期的プライシングに影響することだ。
監視機関はトレーダーとエネルギーの現物取引専門家からの情報があれば受け入れており、
密告者にチャンスを与えている。
調査している期間は2007年の7月の原油市場の構成に変化がでてきたころである。
価格構成は原油在庫の取り崩しにより
大幅の収益を上げられることに知識が深いトレーダーに傾いてきた。
期近の原油先物が期先物に比べ割安で取引されてきた。
オクラホマ州Cushingのハブ原油在庫で大幅取り崩しが記録されると原油先物の期近物が急騰した。
Cushingは価格を誘導するのには一番都合の良い場所であった。
原油在庫において監視機関はオクラホマ州にあるCushingに注目している。
ここがNew York原油先物市場の配送基点となっているためである。
先週のデータではCushingの在庫は21.3Mlnバレルとなっており、全米総合の6.8%を占めている。
Cushingは不和の種である。なぜなら比較的小規模なのに原油相場に与える影響は大きい。
もし少数のトレーダーが相場に大きく影響を及ぼすことができれば、
それが相場を誘導する力があるということである。
EIAに対して嘘のデータを申請するのは違法であるが、
ここで問題はEIAがどれだけ入念に審査するかである。
CFTCは外部からコンサルタントを採用し調査を始めている。
2 件のコメント:
あ、これは自分もそう思っていました。というか、ここまで毎週毎週ストック分が変化するものか不思議に思っていました。安定が第一だから、何百万バレルも動くのはおかしいと。あれ? 単位が違うかな。
さておき、これはかなり黒いです。
で、2社が在庫量を報告しているのですが、今週はあまりに誤差がありすぎて原油取引自体にトレーダーが不信感を抱いたというニュースが今日出てました。
これが黒だと投資対象自体が怪しくなるので、より現金化が進みそうですお。
数字で見ても実感がわきにくいですがこうやって値動きを見てると本当にこの世の中にドルは沢山あるんだなってのが分かります。
為替は実需が沢山あるので一番安全かもしれませんがそれでも出来高が細り値が飛びやすくなるかもですね。大きな流れを見てストップを遠めにおいておいたほうがいいかもしれません。
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