[ワシントン 9日 ロイター]
米セントルイス地区連銀の「レビュー」誌3・4月号に掲載の論文は、連邦準備理事会(FRB)はマネタリーベースを倍増させたことでインフレリスクを高め、景気回復前に物価が上昇し始めれば厳しい選択を迫られると指摘した。
「現在の環境ではインフレはリスクのようには見受けられない。経済は景気後退期にある。インフレ率は低下しており、景気後退期を脱する前に上昇に転じる見込みはない」と指摘した上で、「物価が再上昇する一方で景気が回復しなければ、政策当局者は困難な選択に直面する。マネタリーベースの規模や構成の監視は必要な措置の理解に役立つ」とした。
「マネタリーベースの大幅拡大が今後の急速なインフレにつながるかは、金融市場が一段と通常の動きに戻った時のFRBや米政府の行動次第だ」と述べた。
クレジット市場への緊急流動性供給策によりFRBのバランスシートは倍増し、マネタリーベースは約1兆7000億ドルに拡大した。
FRB当局者は、景気回復後にはこの資金を吸収する出口戦略が必要との見方で一致している。
えー、政府の金庫の中身は開けっ放しでも問題ないものばかりなわけですが。
MBSを時価評価しても倍増しているのでしょうか。
つか、さすが政府。すでに頭の中は景気回復後のことを考えているなんて。
10年後も今と同じポジションにいるつもりなのでしょうか。
2年債 0.96%
10年債 2.86%
ほぼ横ばい。
4 件のコメント:
ECB総裁のコメントもチェックしたのですが、やはりおかしいんですよ。今年で底打ち。まずは年内は停滞ながら、来年から景気回復すると。まぁ、ここはシナリオだから、妄想乙で良いのですが、問題は景気回復を示すいくつかの兆候が出てきたというのが。
そんなもの、どこをどう見ても一つもないんですけど、頭がおかしくなっちゃったんですかね? 重責で狂っちゃったんでしょうか?
これが白人脳ですかw?
自分はペシミストではありません。むしろ前向きな人間だけにどうにかなると思っていますが、それでもこうも直ぐに回復するようには到底思えません。
景気の判断はやっぱGDPになるわけで雇用がこの状況ではGDOを支える個人消費も上がるはずはありません。しかも消費の4割は金融で残りが住宅や自動車なんかの高額商品なのですからどこをどうとっても兆候のかけらも見えませんよね。ココロが病んでしまっているのでしょう。希望と現実の区別がつかなくなっています。
やっぱりご乱心ですよね…嘘はいけないと思うので、ちょっと書いちゃいましたw。
あと考えられるのは誘導でしょうね。僕の周りにもメディアが不景気だと大声で叫ぶから消費が冷え込むんだって本気で思っている人は少なくありません。景気は底を打ちましたって言えば騙される人もいるでしょう。
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